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日本との貿易関係は、1970年代からの日本の重化学工業の急速な発展に伴い、オーストラリアから原材料を輸入、日本から工業製品を輸出という相互補完関係によって、順調に拡大してきた。
86年は、わが国はオーストラリアにとっては輸出・輸入共に第1位の貿易相手国であり、輸出全体の28.4%、輸入全体の23.5%を占めたが、87年は輸出で第1位、輸入では米国に次いで第2位の相手国になった。
一方、オーストラリアは日本にとっては、輸出相手国として第3位(87年)、輸入相手国としては第10位(同年)である。
87年の日本の対オーストラリア輸出は前年比1.5%減の51億4,600万米ドル、輸入は12.7%増の78億6,900万米ドルとなった結果、日本の入超幅は86年の17億5,300万米ドルから27億2,300万米ドルヘ拡大した。

 

 

 

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